ドラクエIVの冒険の書の思い出

マツセくんに借りたドラクエ、友達がレベルアップしておいてあげると言ってくれたので、横着な僕はレベル上げ作業をお願いしつつ、隣でわいわい遊んでいた。

しばらくすると、「あっ!」っという声。なんだろ。そう思って振り返ると、友達があたふたしていた。ドラクエに没頭した友達の足がファミコンの先端(赤いキャップが付いてるところ)に当たり、ゲームがフリーズしてしまったのだった。再起動すると「冒険の書」が消えてしまいました。とのこと。なぜかマツセくんの冒険の書だけ消えていた。

気まずいけど僕の責任だ。正直にマツセくんに謝ろう。「ごめんね、マツセくん」「いいよ。ちょっと見てみたいから一旦ドラクエ返してくれない?」

翌日、マツセくんは僕の冒険の書を消した。