不定期に探してしまう、その名前を、未練なのか執着なのか自分でも整理しきれないまま、いつもどこかで罪悪感を感じていたけど、その名を探す理由が今日はじめて分かった気がした。
結局私はただただ、あの時の弁解がしたいだけなのだ。叶うことなら、それを直接伝えたい、誤解や未明のまま終わってしまったその思い出にキレイに蓋がしたいだけなのだ。
君の記憶の中の私はどんな位置づけなんだろう?きっとたいしていい記憶ではないんだろうな。何十年も会っていない君とこの連絡手段を使えば、また話すことが出来るかもしれない。でももしそれが叶ったなら、私は君に何を伝えたいと思うんだろう。
あの時伝えられなかった事沢山伝えて、分かって欲しい、分かりあいたいと思っているけど、それでもその先に二人の未来はもうない。悲しいけど、もう道はない。
貴方が切った私達の繋がりは、あの時で止まってる。
繋がれた糸を切りてしまった時、とてもとても憎んだよ。酷いなって心底思った。答えを探して自問自答したり、自分を嫌いになったりした。でもきっと縁をきった貴方も心が少し痛んだんだよね…?
もう2度と繋がることのない貴方との糸、あなたとの切れた糸の切り端を今日見つけてしまったけれど、このまま置いていくね。きっと私はこれからも貴方の事をいっぱい、いっぱい思い出すけれど、その都度恋しくなって会いたくなってしまうけど、もうこれ以上苦しまなくていいように、悲しい思い出を作らなくて済むように、私はこのまま前を向いて歩いていくね。
悲しさも沢山あったけど私に大切な思い出を作ってくれてありがとぅ。